Tuesday, May 31, 2011

民主党造反議員は与党の自覚を

内閣不信任案の提出を6月1日に自民党が提出することを決めたらしい。

そこに、民主党議員の多く(30名~50名)が同意するのではないか、と報道されている。

この不信任案を提出するかどうかは、前幹事長の小沢一郎氏や前総理大臣の鳩山由紀夫氏が、かなり積極的に、グループを結集して働きかけているようだ。

単に、小沢氏と菅氏の派閥抗争にみえて、しかたがない。

そもそも、菅氏を批判しているが、不信任にしたあと、どうするのか、一向に見えてこない。 

どういう政策を、どのように実行するかを明確にして、そのためには、どうして菅総理では駄目なのかを国民の前に明らかにしないと、ただ、「駄目だ、駄目だ」では、責任ある与党議員とては、かなり無責任だ。 造反するなら、その前に、どういうビジョンを実現したいから、造反するのか、明確にしてほしい。

今まで、首相は問題がある度に辞任してきて、後任の首相は、なんとかなく、政策ビジョンを示すことなく与党内の論理で決められてきた。

現職が駄目だから退任させて、その後の首相は後で決めよう、という負の連鎖を、もう断ち切らなければいけない。

造反議員は与党議員として、責任のある態度で臨んでほしい。 こういう事がきちんとできないから、民主党に失望感が広がっていることを認識してほしい。最早、野党ではないのだ。

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