Saturday, May 28, 2011

汚染水流出まで、あと45cm?? 台風は本土を通過するのか? 

雨が降っています。 台風が来ているそうです。日本は、海に囲まれていて雨の多い国ですが、
これから、梅雨や台風のシーズンが到来します。

今、放射能に汚染された土壌の入れ替えなどが騒がれていますが、この雨による放射能汚染物質が海に流れ出る可能性にメディアは余りにも無頓着だったように思います。
当たり前ですが雨が降れば、雨水は地下水や川に流れ出て、海に流れだしていきます。

ところが、海の汚染状況の観測は、非常に手薄で殆どなされていません。 陸の上ならば、沢山の機関が様々な測定をして公表していますが、海の上は、意識的に実施しない限り、測定を実施できません。 魚などの海産物についても、国は非常に消極的で、きちんとした定期的測定をしていません。 益々、汚染濃度が高くなっていく海洋汚染を測定していなくて、どうして安全と言えるのでしょうか?

更に悪いことに、福島原子力発電所では、1号機~3号機を冷却するため、今でも水を注入しています。冷却に使われた水は、高濃度の汚染水として、専用貯水施設に移送されていましたが、既に満杯になって、そのまま、漏れ出して溜まっている「タービン建屋」や「トレンチ」に放置されています。(東電は保管と言っていますが、元々保管用に設営された施設ではないのに、どうして漏水がないと言えるでしょう。 だからなすすべく放置が適切かと。)

そのトレンチの水位が上がり続け、あと45cmで、溢れ出す状況になっています。
果たして、漏れ出さないか極めて危険な状況です。

又、移送を中止した事により、水位が低下した3号機の専用貯水施設についても、既に汚染水が漏れ出していたことが判明しています。(たまたま施設の通路に溢れ出していて、直接、土壌には流れ出ていないようですが、、)

非常に危険な状況ですから、しっかりとした海洋の汚染状況調査を実施してもらいたいところです。

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