Sunday, June 19, 2011

飽和したらスターバックス・モデルでいこう!!

先日、スターバックスに関する本の事を書いた。 もともとスターバックスは好きだし、興味のある会社だったので、ちょっとスターバックスについて書いてみる。

スターバックスは、1971年にシアトルで始まった小さなコーヒーショップだった。 1982年に、ハワード・シュルツが就職した。翌年、シュルツがイタリアに旅行して本場のコーヒーショップを訪れ、そこでイタリアのコーヒーショップでは、顧客との会話がとても重要視されていて、コーヒーを中心にしながら、非常に居心地の良い環境を提供しいることに非常に感銘を受ける。

帰国後、積極的に店舗展開しようというシュルツと当時のスターバックスの経営陣は、意見があわず、シュルツは一度、スターバックスを退社することとなる。 その後、自分で始めたコーヒー店がシアトルで爆発的に人気を得たので、ローカル・インベスターの協力を得て、当時のスターバックス経営陣から、会社を買い受けることとなる。

1985年のことだ。 そこから、スターバックスは爆発的に発展することになる。

スターバックスは、
・顧客を大切にする
・従業員を大切にする
 (アメリカでは、パートタイムワーカーでも、
  保険が受けられる。 株式持ち合いもできる)
・顧客と従業員が作り出す、カスタマー・エクスペリエンスを大切にする
・地域コミュニティーを大切にする

などが、有名。

でも、本当に注目したいのは、海外展開の速さだ。 アメリカの会社は、あるモデルを作ると、直ぐに海外展開をする。スターバックスの提供するエスプレッソの本場は、イタリアで、Authentic(伝統的で正当)な味は、イタリアのエスプレッソだが、全く気にしない。

コモディティーになったら、海外展開しろ、というのが鉄則だ。

日本の企業もこれくらいのスピードで、海外展開する必要があるのでしょう。
20年少しで、17店舗から、17,000店舗へ。 もの凄い勢いですね、


因みに、シュルツ氏の話がUPされているので興味のある人はどうぞ。
スターバックスが初めて海外店を出したのが東京の銀座ですが、その時のエピソードも語られています。



tp

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