共和党の大統領候補者指名選挙でMitt Romney氏がIowaに引き続きNew Hampshireでも勝利しましたね。
その勝利宣言の中に、こんな一節があります。
’(民主党の)オバマ大統領は、毎朝起きるとアメリカ中を見渡して誇らしげに言うのさ。
「もっと悪かったかもしれない」ってね。’
President wakes up every morning, looks out across America and is proud to announce, “It could be worse.”
肝いり公共投資による景気刺激策でも、一向に失業率が改善しないことに対してオバマ大統領が言う決まり文句を批判しています。
そして、
’「もっと悪かったかもしれない」だって? それがアメリカ人であるってことじゃないだろう。
冗談じゃないよ。 僕らがアメリカ人だっていうのは、(将来が) 今よりも良くなっていなくちゃいけな
いし、又、そうなるっていうことを絶対的に信じているからなんだ。’
It could be worse? That isn't what it means to be an American? It could be worse?
Of course not. What defines us as Americans is our unwavering conviction that we know it must be better and it will be better.
そして支持者が一斉に共感の拍手で盛り上げるんですよね。
それにしても、力強いコメントですよね。 今よりも将来が良くなると思っている日本人がどれくらいいるかと思うと、この力強い単純なまでの信念には却って、敬服してしまいますし、こういうことを公衆に宣言する指導者に頼もしさを感じたりもします。
野田首相が突然、こんな事を言いだしも、全然説得力がないし、戦後初めて、経済成長を目指さない枝野経産大臣を組閣している日本とは、政治の指導者が大違いです。
No comments:
Post a Comment