最近、県知事が良く新聞に出ますね。 橋本大阪府知事に噛みつかれた鳥取県知事だとか、玄海町のある佐賀県知事だとか。 それで、「あれ、結構中央官庁出身の知事が多いな」と思ったので、各都道府県知事の出身を調べてみました。
すると、何と中央官庁出身の知事が多いことか、、、特に、地方交付税交付金をもらっている県程、中央官庁出身の比率が高いことが分かりました。 結局、地方で中央官僚出身者を首長に選んでおいて、「天下り反対、脱官僚、地方自治だ」を求めたって実現するわけないですよね。 国会議員にだけ、脱官僚を求めたって、足元でこんな事をしていたら無理ですよ。 調べて、かなりショックで脱力してしまいました。
ちなみに、順位は、県民1人あたりの地方交付税交付金の額が多い順です。
例えば、ここに島根県の4人家族と東京の4人家族がいます。
島根県の家族は、身の回りの環境を整えるために、毎年43.2万円もらえます。
一方、東京の4人家族は、2400円です。
島根県の大学生は、10万円をもらえますが、東京の大学生は、600円です。
勿論、これは、一般予算に組み込まれている交付金ですから、いわゆる原発関係の交付金とは別です。
この金額の差を多いとみるか、意外に少ないとみるか、どうでしょうか。。
何れにしても、交付金の額が少ない程、知事は、中央省庁出身かどうかに関係なく選ぶ、ということですね。
鶏と玉子、的な面もありますが、中央官僚から脱却して知事を選ばない限り、地方自治など実現しないと思います。
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